撮像素子(イメージセンサー)

撮像素子とは

pentaxのページより

撮像素子とはフィルムカメラのフィルムに相当する部分で、デジタル一眼レフやミラーレスカメラでは、レンズから入って来た光(画像)をデジタル信号(電気信号)に変換する半導体素子になります。
撮像素子はイメージセンサーやCMOSセンサーなどと呼ばれてれています。

レンズ交換式のデジタル一眼の撮像素子はコンパクトデジカメやケータイのカメラのものとはサイズ(面積)も大きくなり、それゆえの高画質となります。
撮像素子サイズが大きいほど本体価格も高額になります。

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※上の画像はキヤノン製のデジタル一眼レフカメラ「フルサイズ機」を切り取って拡大しております。またイメージセンサーサイズは各メーカーさんで異なり、多くの種類がありますので、製品の詳しい内容を知りたい方はカタログなどでお調べ下さい。


・各メーカーさん搭載のセンサーサイズ

2022年3月現在、デジタル一眼レフとミラーレスに搭載されているセンサーサイズを下の表にまとめました。ご参考にしてください。

カメラタイプ撮像素子サイズメーカー名
デジタル一眼レフ
ミラーレス一眼カメラ
中判フォーマット
(約43.8 × 32.8mm)
ペンタックス
富士フイルム
フルサイズ
(約36 × 24mm)
ソニー
キヤノン
ニコン
APS-C
(約23.5 × 15.6mm)
キヤノン(他社のサイズに比べ約10%程狭い)
ニコン、
ソニー、
リコー/ペンタックス、
富士フイルム、
シグマ、
フォーサーズ
(約17.3 × 13.0mm)
オリンパス、
パナソニック、
ニコンCXフォーマット
(約13.2 × 8.8mm)
ニコン(製造中止)
1/1.7型
(約7.5×5.6mm)
ペンタックス、





センサーサイズと簡単な詳細

センサーサイズと簡単な詳細を下記のような表にしております。

フルサイズ
(約36 × 24mm)
フルサイズ

フルサイズ搭載のカメラは、通称フルサイズ機と呼ばれており高額なものになります。
おもにプロ用やハイアマチュア用として発売されています。最近は一眼レフよりミラーレスの話題で賑わっています。
フルサイズ機の性能は優れた画質で、カメラ本体とレンズはAPS-Cサイズ搭載機より高くなります。


APS-Cサイズ
(約23 × 15mm)
APS-Cサイズ


APS-Cサイズ(約23×15mm)もセンサーサイズとしては大きい方になります。
メーカー各社でサイズは異なります。

デジタル一眼レフカメラならcanon/キヤノン、nikon/ニコン、PENTAX/ペンタックスなど、ミラーレス一眼ではcanon/キヤノン EOS MやフジフィルムのX-Pro1やソニーのNEXシリーズ。レンズ一体型ではフジフィルムのX100S等があります。


マイクロフォーサーズ
4/3型
(約17.3 × 13.0mm)
フォーサーズ

OLYMPUSとPanasonicのレンズ交換式モデルに搭載されています。
フォーサーズもマイクロフォーサーズもイメージセンサーの面積は同じです。


CXフォーマット、1型
(約13.2 × 8.8mm)
CXフォーマット、1型

Nikon1シリーズ。ソニーのレンズ一体型コンパクト機 RX100など。
(製造中止)


1/2.33型
(約6.2 × 4.6mm)
1/2.33型

ほとんどのコンパクトデジタルカメラに採用されています。
このサイズのイメージセンサー搭載になれば一眼レフのような、ほとんどの機種でボケ味が出せません。
もちろんカメラとレンズの構造も一眼カメラとは異なります。

1/2.33型イメージセンサーは、35mmフィルム1コマに対して約3%の面積で、フルサイズデジタル一眼の撮像素子に比べると随分と小さな撮像素子に一眼レフ並みの画素数で画像を記録してるそうです。

例えば同じ画素数のデジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)とコンパクトデジタルカメラ(1/2.33型イメージセンサー)で撮った写真を、原寸大まで拡大すれば、その差は歴然でコンパクトデジタルカメラの画質は劣ります。

デジカメ(全般)に言える事ですが、イメージセンサーが画質に大きく影響します。




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